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看護教育研究学会

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第8回看護教育研究学会学術集会

メインテーマ 

変革の時代における看護教育-学生の社会人基礎力を育む-

 

【終了しました】

日時: 2014年10月4日(土) 10:00~17:30 (受付開始:9:30)

会場: 日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール(アクセスキャンパスマップ

テーマ: 変革の時代における看護教育-看護師に求められる人間力と社会人基礎力- 

リーフレット: pdfファイル

会場案内図: pdfファイル

  

10:00-10:05

会長挨拶

10:05-10:50

学術集会会長講演 「看護師に求められる能力とは何か」

小池妙子(弘前医療福祉大学 保健学部長 教授)

11:00-12:15

一般演題Ⅰ(授業・実習)

 

昼休み

13:15-14:25

シンポジウム「社会人基礎力を育てる実践」

シンポジスト:

 東亜紀(了徳寺大学健康科学部看護学科准教授)

 大川長子(東京都福祉保健財団人材養成部)

 梅澤美枝子(東京逓信病院副看護師長)

14:35-15:35

一般演題Ⅱ(継続教育)

15:45-16:30

一般演題Ⅲ(学生)

16:40-17:30 

総会 


 

第8回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

 

学術集会会長 小池妙子

 

 従前から「看護師以前の問題」という言葉を耳にする。つまり、看護専門職としての知識、技術に優れていてもそれ以前の事柄が期待に反してできていない、未熟,ということである。では、それ以前の事柄とは何か、一般に人柄、人間性、社会人として常識ある行動などを指す場合が多い。
 ところで現代の若者は少子化、核家族化、情報化社会の中で育ち対人能力不足が大きいといわれている。また、生活体験が乏しく、多様なニーズをもつ看護の対象者にコミュニケーションがうまくとりにくく、それが引き金になり、離職に追い込まれるケースもあるといわれている。昨今、少子化の中、大学数の増加に伴い大学全入時代の到来により、希望すればいずれかの大学に入れる。そのため入学生の学力レベル(計算力、思考力、国語力)の低下が問題となっている。また、学生の基礎学力の低下のみならず本来、家庭で行われてきた筈の基本的マナーが身についていないなど、教師との間のジェネレーションギャップが生じ、しばしば学生をたしなめる、注意するなどの好ましくない状況も生じている。このことは、大学生全体の傾向のみならず看護教育の場面でも問題視されるようになった。
 このため、文科省は大学教育の質を保証するために大学ごと独自に学生の到達目標を定めることを求め、2008年に「学士力」(知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、統合的な学習経験と創造的思考力)として例示した。この時期(2009年)、人間は青年期になる前の発達過程で人間として身につけるべき能力がある,として経済産業省は河合塾と合同で「社会人基礎力」の重要性を発表した。それによると、社会で働くためには、一個の人間として社会生活を送るための責任感や思いやり、公共心、倫理観、基本的マナー、一般常識・教養などの「人間性・基本的な生活習慣」は全ての活動の基盤となり、その上で、読み書き計算・ITスキルなどの「基礎学力」や仕事に必要な知識・技能などの「専門知識」と「社会人基礎力」が必要である,としている。
 看護師として人間として身につけるべきものは、人間性、基本的な生活習慣(思いやり、公共心、基礎的なマナー、身の回りのことを自分でしっかりとやる 等)をベースに基礎学力、社会人基礎力、専門知識の総合が「職場や地域で活躍する力」になると考える。今回は社会人基礎力の3つの柱のうち、看護師として最も重視されるチームで働く力の中から発信力、情況把握力を看護教育でどう教育していくかについて考えてみたい。

 学会参加の皆様とともに一緒に考え、学んでいきたいと思います。皆様のご参加を歓迎いたします。